2016年3月20日日曜日

注文住宅で空間をすっきり見せるために工夫したこと【1】

我が家を計画している時、例えば、北欧風や和モダン、スタイリッシュモダン、ナチュラルスタイル、フレンチスタイル…といった様な明確なスタイルを決めていませんでした。

では何を判断基準にしていたかというと、空間をすっきり見せることを常に意識して仕様や間取りを決めました。

そこで今日は、空間をすっきり見せるために工夫したことを記事にしていきたいと思います。

web内覧会や仕様を決める際の記事と一部重複する内容もありますが、すっきり見せるという点に特化してまとめていきたいと思います。


【point1】

建具の色調を揃える


一般的な手法として、建具をアクセントにし、濃い木目や主張が強い木目を組み合わせる方法もありますが、家具やインテリア雑貨、ファブリックなどで、後からいくらでもアクセントをつけることができるので、私達は基本となる建物本体の内装は、主張が少ない空間にしようと思いました。

とは言っても、フローリングも含めて全て真っ白い空間だと、モダン過ぎて落ち着かない空間になったり、あまりにも味気ない印象になるのが心配でした。

そこで我が家の一階の建具は、リクシルのシルキーアッシュ、フローリングはトレンドチョークオークという木目柄を選びました。



建具のシルキーアッシュは、彩度を抑えたアッシュ系のカラーで、主張が少ない白に近い色なので、白い壁紙によく馴染みます。
綺麗な木目柄も程よく見えて、単色のホワイトの扉よりは、温かみを感じます。

作り付けのテレビボードや玄関収納もリクシルの同じシリーズにして、シルキーアッシュで統一しました。



さらにワークスペースや棚に使用したカウンター部材は、リクシルではなくアイカ工業の建材を使用していますが、極力シルキーアッシュに近い木目柄を選びました。


フローリングのトレンドチョークオークは、同じく彩度を抑えたアッシュ系の色で、シルキーアッシュより少し色が濃い木目です。


フローリングをなぜ少し濃いにしたのかというと、汚れや床に落ちた髪の毛が少しでも目立たない方が良かったからです。

建具とフローリングの色の濃さは違いますが色調を揃えたので、グラデーションカラーの色合わせになり、二つの色が喧嘩せずによく馴染んでいます。

さらに、テレビボードの背面の壁やキッチンカウンターの袖壁に貼ったアクセントタイルも、シルキーアッシュに色調が近いウォームグレー系のタイルにして、主張し過ぎない色にしました。
色味は馴染んでいますが、質感や柄が違うので、充分に空間のアクセントになっています。


後から置いた家電やラグが、空間のシメ色の役割を果たしています。これがもしタイルまで主張が強い色にしていたら、うるさい空間になっていたと思います。


主張の少ない色馴染みの良い色合わせで内装の色味を統一することで、すっきり見える空間が実現出来たと、自己満足ですが思っています。


【point2】

建具の高さを天井までにする


我が家の天井高は2m40cmです。建具の高さはそれに合わせて、2m40cmのハイドア仕様にしました。
(二階北側のクローゼットは、母屋下がりのため、やむおえず低い折れ戸を使用ていますが…)

天井までの建具は、空間をすっきり見せる上でかなり重要です。

一般的な2m20cmの高さの扉にすると、扉の上に20cmほどの下がり壁がつきます。そうなると、だいぶ要素が増えて感じると思います。


また、テレビボードの背面のアクセントタイルは、両サイドの扉の枠を見切りにして綺麗におさまっていますが、扉が天井まででなかったら、もっと複雑な見え方になっていたと思います。


【point3】

折れ戸は取っ手レス、開き戸は小さい取っ手に変更


我が家はリビングと二階北側洋室に折れ戸のクローゼットがあり、そのどちらも取っ手レスの仕様にしました。


開け閉めは、こちらに指を引っ掛けて行います。


小さなこだわりですが、もし扉前面に取っ手金具が付いていたら、要素が増えて、今ほどすっきりは見えていなかったと思います。

リビングと洗面所にある収納庫の開き戸も、取っ手金具を付けたくなかったのですが、残念ながらその仕様がありませんでした。
しかも選べる取っ手が、全然好みに合わず…
そこで取っ手のみを施主支給することにしました。


選んだ取っ手は極力小さくシンプルで、すっきり見えるものに、、、


横幅29mm、高さ7mm、奥行き17.5mmの、親指と人差し指でつまむ様なサイズ感ですが、問題なく開閉することが出来ます。


まだまだすっきり見せるために工夫したことは沢山あるのですが、長くなってしまいましたので、この続きはまた次回UPしたいと思います。


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<追伸1>
家の外観や内装のデザインを検討する際に、こちらの本がとても参考なりました。
この本の著者の西山哲郎さんは、宮崎県にあるチトセホームの代表取締役社長さんです。もし宮崎県にマイホームを建てるならチトセホームさんにお願いしたかったです。
細部のディテールにまでこだわったシンプルで美しい家づくりのノウハウを知ることができるので、とてもおすすめの本です!



<追伸2>
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