工務店の標準仕様は、化粧スレート(コロニアル)かアスファルトシングル(リッジウェイ)でした。
オプションでガルバリウム鋼板に変更することも可能でした。
それぞれの特徴をまとめてみます。
■化粧スレート
スレートとは薄い板材のことで、セメントを主な原料にしています。
すっきりとした見た目が、シンプルな外観の家に良く合います。
10年に1度位、塗装の塗り直しが必要です。
劣化が進むと割れやすくなるため、屋根に上がる時は注意が必要です。
■アスファルトシングル
北米では100年以上前から使用されています。
アメリカで最も良く使われている屋根材です。
ガラス繊維にアスファルトを塗布しシート状にしたものです。
以前は火災に弱いとされていましたが、最近は耐火認定を受けた商品が多くなり、日本でも普及しはじめました。
柔軟性のある素材なので、凹みや割れの心配がありません。
外観は単色ではなく、色ムラのあるデザインでモザイク模様のような商品が多いです。
カントリー調の家に似合いそうな印象を受けました。
■ガルバリウム鋼板
耐食性のある金属板で錆びづらく、耐用年数が長いです。
見た目はすっきりしていてモダンな感じがするという人もいれば、トタン屋根の様で嫌だという人もいて好き嫌いが分かれるようです。
イニシャルコストはこの中では一番高いですが、その分メンテナンス費用が少なく済みます。
雨音が響きやすいのと夏場室内が暑くなりやすいというデメリットがあります。
採用する場合は防音対策、断熱対策をしっかりした方が良いそうです。
以上がそれぞれの特徴です。
我が家はコストも選択をする上で大切なマターでしたので、ガルバリウム鋼板は候補から外しました。
見た目が好きなのは化粧スレートでしたが、相見積をとった時にお話しした建築士さんの全員が、アスファルトシングルの方がお勧めと言っていたので、アスファルトシングルにすることにしました。
アスファルトシングルのモザイク模様の様な色ムラがあまり好きでななかったので、一番それが目立たないデュアルブラックという色にすることにしました。
実際の色味はこちら↓
https://www.afgc.co.jp/product/roof_shingle/color2/color2.html
実際にお家が完成してみると、屋根が見えるビューが少ないこともあり、色ムラは全く気になりませんでした。
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